クリニック・店舗等の施設建築は、新産住拓の「まちづくり事業部」

クリニック・店舗等の施設建築は、新産住拓の「まちづくり事業部」

木造施設建築3つのメリット木造施設建築3つのメリット

  1. イニシャルコストと税金
  2. 木がもたらす効果
  3. 環境貢献


イニシャルコストと税金

建築コストの比較

建築コストを抑えられる

これまで鉄筋コンクリート造や、鉄骨造などでの施設建築が多かった中、技術の向上や関係法令の改正もあり、木造での施設建築も増えてきました。

そんな中、建築コストで比較してみると、一般的に木造よりも鉄筋コンクリート造や鉄骨造等の方がおおよそ1.3~1.5倍高くなると言われており、木造施設建築の方がイニシャルコストを抑えることができると言えます。

建築コストの比較

木造施設建築は減価償却期間が短いので開業当初の税金を抑えられる

減価償却とは、当初建築にかかった費用をその年の経費として計上せず、減価償却期間に応じて分割し毎年経費として計上していくことを言います。
※減価償却期間や償却率は、建物種別・構造によって異なります。

  償却期間 償却率
木 造 22年 0.046
鉄骨造 34年 0.03

仮に1億円で建築した場合、
それぞれの償却率を掛けると毎年の経費は

1億円で建築した場合の毎年の経費

になります。
そして、課税額を計算する際、この経費は利益から差し引くことができます
事業の税金は、法人税や法人事業税などで約20%かかるため、経費160万円の差で約32万円、課税額に差が出ます。
よって経費として多く計上できる木造の方が、開業当初の税金を抑えることができます。

また、立地条件の優れた場所での施設建築をお考えの方は、地主様の意向で借地での計画となるケースもあり、その場合の契約期間は20年前後が目安であることが多いようです。
その為、減価償却期間と借地契約期間を考えると、耐用年数22年の木造は償却期間としてはピッタリで、開業時のリスクを抑えるメリットは大きくなります。

減価償却期間と借地契約期間
減価償却期間と借地契約期間


木がもたらす効果

新産住拓では木造建築の中でも、無垢材を使用しています。
無垢材とは、貼り合わせや加工の無い自然素材の木材のことをいいます。
構造材はもちろん、目に見えない部分にも採用しており、無垢材を使うことで健康に良い効果があります。

「“木の家の研究をする会”健康に良い自然素材の木の家」より引用

調湿性や木の香りによる、リラックス効果

無垢材には、調湿性があり、湿度が高い時には、湿気を吸収し、乾燥時には湿気を放出します。
そうすることで、除湿・加湿の2つの働きをします。

CHECK:1

睡眠中の湿度の変化

睡眠中の湿度の変化
睡眠中の湿度の変化
睡眠中の湿度の変化

清水ら、木材工業 73(5): 187-192(2018)

除湿効果があり、相対湿度が約10%以上低い

また、貼り合わせのない本物の木である無垢材は、豊富な香りを有しており、経年変化による香り成分量の減少が無いことがわかっています。
よって、森林浴のようなリラックス効果やストレスを和らげる効果があります。

CHECK:2

セルキテルペン類量の比較

内部標準物質ベンズアルデヒドを添加して
セルキテルペン類の含有量を換算

セルキテルペン類量の比較

清水ら、木材工業 63(3): 126-13(2017)

揮発性成分量
無垢材>非無垢材
無垢材>非無垢材
  • 無垢材の方が多種多様で、多量な香りを含んでいた。
  • 季節間の変化量は、非無垢材よりも無垢材の方が変化が大きかった。
  • 経年変化による香り成分量の現象が無かった。
ほぼ2倍以上

ウイルスの不活性化率を99.9%以上低下させる抗ウイルス効果

無垢材には、近年、新型コロナウイルスやインフルエンザなどの新しいウイルスによる感染症が流行しています。
特に、新型コロナウイルスの流行により、家で過ごす時間が多くなりました。
そこで、ウイルス感染について、木がもたらす効果を調べたところ、新建材よりも無垢材の方が感染価の低下が高く、抗ウイルスの効果があることが分かりました。

CHECK:3

ヒトコロナウイルス229Eに対する木材の効果

ヒトコロナウイルス229Eに対する木材の効果
ヒトコロナウイルス229Eに対する木材の効果
ヒトコロナウイルス229Eに対する木材の効果

「健康に良い 自然素材の木の家」

感染価は99.9%以上低下し、抗コロナウイルスの効果がある

このように、自然素材には健康につながる作用があり、「空間の心地よさ」を創り出します。


環境貢献

次世代につなぐまちづくり

新産住拓では、環境やSDGsに配慮した次世代につなぐまちづくりを行なっています。
施設建築の分野でも、熊本県内初のZEB医療ビレッジの建築などを手掛けてまいりました。
近年、脱炭素社会の実現に向けて、国の方針として建築物等における木材の利用が促進されています。この方針に合わせ、新産住拓の得意分野である木造建築を活かした施設建築をご提案しています。

ZEBとは?

ZEB(Net Zero Energy Building)とは、建物で消費する年間の1次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物のことで「ゼブ」と呼びます。
ZEBは省エネによって使うエネルギーを減らし、創エネによって使う分のエネルギーを創ることでエネルギー消費量を正味(ネット)でゼロにする考え方です。

ZEB医療ビレッジの建築実例はこちらZEB医療ビレッジの建築実例はこちら

新産住拓のSDGsについてはこちら新産住拓のSDGsについてはこちら

近くの山の木を使う

新産住拓は熊本の住宅会社です。
大黒柱など住まいを守る骨組みはもちろん、ほとんどの木材に「近くの山の木」を使います。

近くの山の木を使うことは、木材の輸送にかかるCO2削減に大きくかかわります。また、持続可能な森林運営を行うことは、豊かな緑を守ることにも繋がります。

なぜなら

熊本の蒸し暑い夏も、厳しく冷え込む冬も知っている、非常に良質な木材だからです。
地元の気候を知っているのは、地元の木です。
木の産地にこだわることで、より快適で、より強い住まいをつくることができます。

近くの山の木を使うこと

また、木を加工するプロセスで最も大切なのは「乾燥」です。
伐採したばかりの木は、たくさんの水分を含んでいるため、そのままの状態では建築材料として利用できません。
木を乾燥させ、含水率(木に含まれる水分の割合)を20~25%まで下げることで、はじめて木材として利用できます。

近年の住宅用木材のほとんどは、伐った木を機械で強制的に乾燥する「人工乾燥」でつくられます。
伐採からわずか数週間で、建築現場に届くことも珍しくありません。
時間はもちろん、コストも抑えられるため、住宅メーカーさんなどで広く採用されています。

新産住拓の「天然乾燥材」

私たち新産住拓は、太陽や風の恵みを生かした「天然乾燥」にこだわります。
人工乾燥に比べ、時間や手間が何倍も掛かることは間違いありません。
しかし、じっくりと天然乾燥させた木材は、香り・色・ツヤ・美しさが失われず、木が持つ本来の魅力を最大限に引き出すことができます。
何年経っても木の良い香りが続くのは、天然乾燥の木材ならではの魅力です。

「地元の木」を使って建てられるのは、
熊本に暮らす私たちの特権です。
熊本の企業だからこそ、
熊本に暮らす皆さんの住み心地にこだわり、
愛着と誇りに繋がるよう、
精一杯お手伝いさせていただきます。

熊本の山の木を使った

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熊本の木を使って、熊本に暮らす皆様の健康・心地よさにこだわる「クリニック・医療施設の建築」
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